ダウンロード
以下リンクからダウンロード。
実行方法
解凍したフォルダに存在する「レンチ作成.exe」というプログラムを実行。
もし.Net Frameworkのランタイムがないなど言われた場合は、ランタイムをMSからダウンロードしてインストール。
プログラムが立ち上がると、以下のような画面が表示されます。
基本情報の設定
使用するレンチキュラーのLPI、プリンタのDPI、最終的に作成したい作品のサイズ、絵の変化枚数を設定。(LPIなどの意味が分からない場合はこちらをご覧ください)
入力不可の項目は自動で算出・表示されます。
これ以降、まずは単純な2枚絵のチェンジングのレンチキュラー用データ作成の手順を記述します。
例として、60LPIのレンチキュラー、1200DPIのプリンタを使用するものとします。
最終的に作りたいイメージサイズは60mm(実際に48mmのサイズを作る場合によく使う大きさ)、変化はチェンジングなので2とします。
画像の指定
次に、使用する画像を指定します。
今回は以下のような画像を用意しました。
「画像追加」ボタンを押下し、一つ目の画像を選択。
タブが追加され、指定された画像の情報が表示されます。
指定したファイルのパスが「ファイルパス」に表示されている。
単純なチェンジングの場合、「ファイルパス2」にチェンジする画像を指定します。
まず「…」ボタンを押下し、2番目の画像を指定。
次に、「開始フレーム」と「終了フレーム」に「1」を指定。
↓
※ 今回は変化枚数が2なので、フレームは0始まりで「0」と「1」の2フレーム。
変化枚数が8とかで、最後の2フレームだけイメージを変えたい、という場合、開始フレームに6、終了フレームに7を指定したりもできます。
動画の作成(イメージ確認)~画像合成・出力
「動画作成」ボタンを押下。
内部的に画像処理がなされ、画像確認ダイアログが表示されるので、プレイボタンを押下。
内容がアニメーションされます。(今回はチェンジングなので、ただ2枚の画像が切り替わるだけ)
※ プレイボタンを再度押下でアニメーションが止まります。
問題なければ、「合成・出力」ボタンを押下し、画像出力フォルダを選択します。
メッセージが表示され、画像出力したフォルダがエクスプローラーで開かれます。
このような画像が出力されます。
印刷手順の例
手持ちで正確に印刷できるノウハウがある人は、それを使用してください。
以下に、私が確認用に行っていた手順をご紹介します。
1.Inkscape起動
2.サイズをL判に変更
(試験印刷用に、CANON純正の光沢ゴールドL判を大量に買っていました)
3.作成した画像をドラッグ&ドロップで挿入
4.位置とサイズを入力
ちなみに、サイズ(幅とH)にはレンチ作成ツールの「結果サイズ」に表示される値を指定します。
5.印刷機にもよりますが、私の印刷機は縦方向のほうが精度が高いと思われるため、画像を90度傾けます。
6.画像を右クリックしてコンテキストメニューの「オブジェクトのプロパティ」を選択し、右ペインに表示されるプロパティの「レンダリング」に「pixelated」を選択します。
7.最高品質で印刷。印刷機によって、写真をきれいに見せるためにわざと色味を変えたりぼかしたりする機能があったりしますが、そういう機能は全カットします。
8.印刷結果にレンチキュラーシートをあてて、チェンジングを楽しみます。
以上となります。
見ていただいてわかる通り、ほかにもいろいろな機能が本ツールにはついています。
私が良く作っていたレインボーレンチキュラーのデータも、このツールを使うと簡単に作成可能です。
使用方法もざっくり記述しました。(リンクからどうぞ)
なお、自分用のツールなので、ろくにテストもしていません。特に保存系。
バグも多く残っていると思いますが、もし見つけたらご報告いただけると非常にありがたく思います。
また、本ツールを用いて作品を作成した場合など、できればどこかの片隅にでも、本ツールを使用したことを記述してくれると、公開してよかったと、とても励みになります。
もちろん強制ではありません。
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